8.1. 翻訳モード

Felix による作業の大半は、翻訳モードで行われるはずです。このモードでは、原文を翻訳します。一方、校正モードでは(校正モード を参照)訳文の見直しをします。

以下、翻訳モードの各機能を説明します。

ノート

Word 2007以降では、メニュー・ツールバーがAdd-Insのタブで表示されます。

8.1.1. 分節を検索する

Felixで作成した翻訳メモリとグロサリから分節を検索します。このとき、翻訳する文節を自動的に選択することも、また、任意の範囲を選択することもできます。

8.1.1.1. 次の分節を選択して検索する

ツールバーのボタン 次の文の検索
メニューコマンド 次の文の検索
キーボード ショートカット Alt + →

検索したい文の先頭にカーソルを置き、次の上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。次に翻訳する文が自動的に選択され、クエリー(照会)としてFelixに送られます。Felixがまだ起動していない場合は、自動的に起動します。

8.1.1.2. 選択中の分節を翻訳メモリ内で検索する

ツールバー・ボタン 選択中の分節を翻訳メモリ内で検索する
メニューコマンド 選択範囲の検索
キーボード ショートカット Alt + L

検索したい文を選択し、次の上記のいずかの方法でコマンドを実行します。現在している文がクエリー(照会)としてFelixに送られます。Felixがまだ起動していない場合は、自動的に起動します。

ちなみに

選択範囲を広げるには(たとえば、二つの文を一つの文節として翻訳する場合)、「Ctrl + ALT + E」を押します。

8.1.2. 翻訳エントリを取得する

Felixの翻訳メモリから翻訳エントリを取得して、カーソル位置に自動的に挿入することができます。

8.1.2.1. 翻訳エントリを取得して、次の文を検索する

ツールバー・ボタン 翻訳エントリを取得して、次の文を検索する
メニューコマンド 取得して次へ (G)
キーボード ショートカット Alt + G

このコマンドを実行すると、Felix に表示されている現在の翻訳エントリが自動的に取得されて、現在のカーソル位置挿入されます。同時に、PowerPoint Assistでは次の文が自動的に選択され、クエリー(照会)としてFelix に送られます。

8.1.2.2. 訳文を取得する

ツールバー・ボタン 訳文の取得
メニューコマンド 訳文の取得
キーボード ショートカット Alt + ↓

このコマンドを実行すると、Felix に表示されている現在の翻訳エントリが自動的に取得されて、現在のカーソル位置挿入されます。

8.1.3. 訳文を登録する

現在のクエリー(照会フィールド)に対応する訳文を登録します。

8.1.3.1. 翻訳エントリを登録して、次の文を検索する

ツールバー・ボタン 翻訳エントリを登録して、次の文を検索する
メニューコマンド 登録して次へ (S)
キーボード ショートカット Alt + S

訳文の文末にカーソルを置いて、上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。訳文が自動的に選択されて、現在のクエリー(照会)に対する訳文としてFelix に登録されます。分節の範囲を選択している場合は、その範囲の訳文が登録されます。同時に、PowerPoint Assistでは次の文が選択されて、クエリー(照会)としてFelix に送られます。

ノート

この機能を使用するには、Felix の[照会]フィールドに照会中の原文が表示されていなければなりません。

8.1.3.2. 訳文を登録する

ツールバー・ボタン 訳文を登録する
メニューコマンド 訳文の登録
キーボード ショートカット Alt + ↑

訳文の文末にカーソルを置いて、上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。訳文が自動的に選択されて、現在のクエリー(照会)に対する訳文としてFelix に登録されます。分節の範囲を選択している場合は、その範囲の訳文が登録されます。

ノート

この機能を使用するには、Felix の[照会]フィールドに照会中の原文が表示されていなければなりません。

8.1.4. グロサリエントリを取得する

Felix のグロサリウィンドウに表示されたグロサリエントリを取得して、カーソル位置に自動的に挿入することができます。

ツールバー・ボタン 用語を取得します
メニューコマンド グロサリエントリの取得
キーボード ショートカット 無し

上記のいずれかの方法でこのコマンドを実行すると、ダイアログボックスが表されて、グロサリエントリの番号を入力するように指示するプロンプトが表示されます。

用語番号を入力します

Enter Glossary Entry ダイアログ

取得したいグロサリエントリの番号を入力してOK をクリックするか、またはEnterキーを押します。選択したグロサリの訳語がカーソル位置に挿入されます。

8.1.5. 翻訳メモリとグロサリを保存する

翻訳メモリとグロサリのファイルを保存します。Felixの翻訳メモリまたはグロサリを新規に保存する場合は、ファイル名と保存場所を指定します。

8.1.6. コンコーダンス(一致)検索

コンコーダンス(一致)検索を使うと、現在の選択した用語に対して、以前にどう翻訳したかを調べることができます。コンコーダンス(一致)検索を行うには、任意の文字列を選択してから、Felixメニューから「コンコーダンス(一致)検索(C)」を選択します。

8.1.7. ファジーマッチまで自動翻訳

このコマンドを実行することによって、ファジーマッチ(一致率が100%未満の文節)まで自動翻訳が行われます。この機能を利用するには、Felixメニューから「ファジーマッチまで自動翻訳」を選択します。

メニューから「ファジーマッチまで自動翻訳」を選択します

メニューから「ファジーマッチまで自動翻訳」を選択します