8.2. 校正モード

Felixには、翻訳を校正するための校正モードが用意されています。校正モードの動作は、基本的には「翻訳モード」(翻訳モード を参照)と同じですが、原文ではなく訳文 を検索する点で異なります。また、登録した翻訳を確認するという観点から、翻訳時に使用または作成したメモリを使用することがポイントです。

校正モードに入るには、ツールバーから「切り替え」ボタンをクリックします。

「校正モードへ切り替え」ツールバー・ボタン

校正モードでは、ボタンの色が反対になります。

校正モードのツールバー

ノート

PowerPoint 2007以降では、メニュー・ツールバーがAdd-Insのタブで表示されます。PPT 2003では、校正モード中は、角括弧で囲まれたアスタリスク ([*]) がメニュー項目の右側に表示されます。このアスタリスクによって、校正モードであることが分かります。

以下、校正モードの各機能を説明します。

8.2.1. 訳文を検索する

Felixで作成した翻訳メモリとグロサリから訳文を検索します。このとき、翻訳する文節を自動的に選択することも、また、任意の範囲を選択することもできます。

8.2.1.1. 次の分節を選択して検索する

ツールバー・ボタン 次の文の検索
メニューコマンド 次の文の選択
キーボード ショートカット ALT + →

検索したい文の先頭にカーソルを置き、次の上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。次に翻訳する文が自動的に選択され、クエリー(照会)としてFelixに送られます。Felixがまだ起動していない場合は、自動的に起動します。

8.2.1.2. 選択中の分節を翻訳メモリ内で検索する

ツールバー・ボタン 選択中の分節を翻訳メモリ内で検索する
メニューコマンド 選択範囲の検索
キーボード ショートカット Alt + L

検索したい文を選択し、次の上記のいずかの方法でコマンドを実行します。現在している文がクエリー(照会)としてFelixに送られます。Felixがまだ起動していない場合は、自動的に起動します。

ちなみに

選択範囲を広げるには(たとえば、二つの文を一つの文節として翻訳する場合)、「Ctrl + ALT + E」を押します。

8.2.2. 訳文を元に戻す

Felixの翻訳メモリから翻訳エントリを取得して、カーソル位置に自動的に挿入することができます。

8.2.2.1. 翻訳エントリを取得して、次の文を検索する

ツールバー・ボタン 翻訳エントリを取得して、次の文を検索する
メニューコマンド 取得して次へ (G)
キーボード ショートカット Alt + G

このコマンドを実行すると、Felix に表示されている現在の翻訳エントリが自動的に取得されて、現在のカーソル位置挿入されます。同時に、PowerPoint Assistでは次の文が自動的に選択され、クエリー(照会)としてFelix に送られます。

8.2.2.2. 訳文を元に戻す

ツールバー・ボタン 訳文を元に戻す
メニューコマンド 訳文の取得
キーボード ショートカット Alt + ↓

このコマンドを実行すると、Felix に表示されている現在の翻訳エントリが自動的に取得されて、現在のカーソル位置挿入されます。

8.2.3. 訳文を訂正する

現在の訳文を訂正します。

8.2.3.1. 翻訳エントリを訂正して、次の文を検索する

ツールバー・ボタン 翻訳エントリを登録して、次の文を検索する
メニューコマンド 登録して次へ (S)
キーボード ショートカット Alt + S

訳文の文末にカーソルを置いて、上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。訳文の文字列が自動的に選択され、現在の訳文がFelixで表示されます。分節の範囲を選択している場合は、その範囲の訳文が登録されます。同時に、PowerPoint Assistでは次の文が選択されて、クエリー(照会)としてFelix に送られます。

ノート

この機能を使用するには、Felix の[訳文]フィールドに照会中の訳文が表示されていなければなりません。

8.2.3.2. 訳文を訂正する

ツールバー・ボタン 訳文を登録する
メニューコマンド 訳文の登録
キーボード ショートカット Alt + ↑

訳文の文末にカーソルを置いて、上記のいずれかの方法でコマンドを実行します。訳文が自動的に選択されて、現在のクエリー(照会)に対する訳文としてFelix に登録されます。分節の範囲を選択している場合は、その範囲の訳文が登録されます。

ノート

この機能を使用するには、Felix の[照会]フィールドに照会中の原文が表示されていなければなりません。

8.2.4. 翻訳メモリとグロサリを保存する

翻訳メモリとグロサリのファイルを保存します。Felixの翻訳メモリまたはグロサリを新規に保存する場合は、ファイル名と保存場所を指定します。

8.2.5. コンコーダンス(一致)検索

コンコーダンス(一致)検索を使うと、現在の選択した用語に対して、以前にどう翻訳したかを調べることができます。コンコーダンス(一致)検索を行うには、任意の文字列を選択してから、Felixメニューから「コンコーダンス(一致)検索(C)」を選択します。